澤芳樹のwikiプロフ(経歴)や出身高校は?息子も紹介!【情熱大陸】

2020年2月2日の午後11時から放送される「情熱大陸」に心臓血管外科医の澤芳樹さんが登場します!

「心臓外科医の仕事は転職」と語る澤芳樹先生。

心臓を提供してもらえるドナーの圧倒的な不足の為に助からない命をなんとかしてもっと助けようと難題に果敢に取り組んでおられます!

先日、iPS細胞から育てた心筋細胞シートを心臓に移植する世界初の手術を実施したニュースが発表されていましたね!!

患者自身の心臓の力で元気にしようと再生医療の最先端で挑戦し続ける澤芳樹先生とはどのような人なのでしょうか?

 

経歴

プロフィール

名前:  澤 芳樹(さわ よしき)氏

職業:  大阪大学心臓血管外科教授

     日本再生医療学会理事長

生年月日:1955年(昭和30年)7月3日

     64歳(2020年2月2日現在)

出身地: 大阪府

 

経歴

1980年  

・大阪大学医学部卒業

・大阪大学医学部第一外科入局

1989年  

・フンボルト財団奨学生として、ドイツのMax-Planck研究所心臓生理学部門、心臓外科部門に留学。

*その後、大阪大学医学部第1外科助手、医局長、講師を歴任される。

2002年

・大阪大学医学部臓器制御外科(第1外科)助教授

2004年

・大阪大学医学部附属病院心臓血管外科副科長

2006年

・大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座心臓血管・呼吸器外科教授

・大阪大学医学部附属病院 未来医療センターのセンター長

2010年

・大阪大学臨床医工学融合研究教育センター センター長

2012年

・京都大学iPS細胞研究所 特任教授

2013年

・大阪大学医学部附属病院 国際医療センター センター長

2014年

・京都大学iPS細胞研究所 科学アドバイザー

2015年

・一般社団法人日本再生医療学会 理事長

・大阪大学大学院医学系研究科 研究科長・医学部長

詳しくはこちら

⇒澤 芳樹|スタッフ紹介|大阪大学 心臓血管外科

 

澤芳樹教授がiPS細胞で心臓病を救う未来とは?

冒頭でもご紹介しましたが、澤芳樹教授は、重症心臓病患者に世界初iPS細胞による心筋移植を実施しました!

元々、澤芳樹教授は、脚の筋肉にある筋芽細胞をシート状にしたもの「骨格筋由来筋芽細胞シート(以下、筋芽細胞シート)」を誕生させ、弱った心筋細胞を修復させる研究を行ってきました。

澤芳樹教授は、重症心不全の患者の治療である人工心臓心臓移植に限界を感じていたようです。人工心臓では感染症や装着後のトラブル、心臓移植ではそもそも心臓を提供者(ドナー)の圧倒的な不足があったからです。

筋芽細胞サイトカインというタンパク質を分泌し、筋肉の修復を促します。この性質を利用したのが筋芽細胞シートです。

2016年からは、株式会社テルモとの共同開発により、筋芽細胞シートは「ハートシート」として保険適応で心不全患者の治療に使用できるようになります。

一方で、ハートシートには二つの課題がありました。

一つは、より重症の患者に対しては骨格筋芽細胞では効果が認められない点。

二つ目は、自分の細胞を使うことから、2回の手術を行う必要があります。筋肉を採取する手術、そして、シートを心臓に移植する手術です。この方法は身体的な負担も大きく、一般医療として広く普及させにくいという点です。

これらの課題を解決するため、澤芳樹教授は、2008年より京都大学の山中伸弥教授と共に研究を進めていました。

その後、澤芳樹教授をはじめとする大阪大学の研究グループは、日本医療研究開発機構(AMED)による支援のもと、iPS細胞を用いた「iPS心筋細胞シート」による治療法の研究・開発を進めていきました。

iPS心筋細胞シートは自分の細胞を使用する必要がなく、手術が一回で済みます。

事前準備が可能なので、移植手術の予定に合わせてシートを加工、保存しておくことが可能になりました。

一方で、シートを移植した後、拒絶反応のリスクを予防するために免疫抑制剤を一定期間服用しなければなりません。

iPS心筋細胞シートの研究を進めながら、遂に、先月1月に、医師主導治験という段階で、世界初のiPS心筋細胞による心筋移植手術を実施しました。

医師主導治験とは、

2003年に薬事法が改正され、製薬企業等と同様に医師自ら治験を企画・立案し、治験計画届を提出して治験を実施できるようになりました。この治験の準備から管理を医師自ら行うことを医師主導治験といいます。

引用(日本医師会 治験促進センター):http://www.jmacct.med.or.jp/clinical-trial/about.html

iPS心筋細胞シートは一方で、人への移植では約1億個の心筋細胞を使うとされています。

これだけ多いと、変化しきれていないiPS細胞が混ざり、腫瘍になる恐れがあると言われています。

それに対して、澤芳樹教授らは安全性を慎重に評価して、今後1年間、心機能が回復する効果の経過を観察する

今後は、「安全性を確保し、広く再生医療を普及させていきたい」と澤芳樹教授は語られています。

ちなみに、iPS細胞を活用する心臓の再生医療には他にも以下があります。

慶応技術大学、福田恵一教授らによる心臓に注射針で心筋細胞を注入する臨書研究を計画し、大学内で審議中。

京大の研究計画も進んでおり、体内で心臓の細胞に遺伝子を導入する研究開発も進んでいる。

 

澤芳樹教授らがベンチャー企業を設立し、iPS再生医療の実用化を目指す!

 

澤芳樹教授らが、大阪大学発ベンチャー企業「クオリプス」として設立。

第一三共株式会社が、ベンチャー企業「クオリプス」に出資・共同開発を実施。

2022年をめどに、iPS心筋細胞シートの実用化を目指しています!

<クオリプス株式会社 会社概要>
所在地 :神奈川県横浜市
設立年 :2017年3月21日
事業内容:iPS細胞由来心筋シートの研究開発・事業化
株主構成(当社出資前):
・大阪大学研究者(大阪大学 大学院医学系研究科 心臓血管外科学 澤 芳樹教授、他2名)
・デフタ・パートナーズ
・株式会社セルキューブ
引用:https://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006684.html

澤芳樹教授は、ベンチャー企業「クオリプス」設立の発表時に、

今後「筋芽細胞シートで培ったノウハウを活かし、臨床研究を進めたい」としたほか、「同技術が死の谷を超え、ダーウィンの海を越えるのは難しいことであるが、今回の(第一三共との)連携によって、実際に世界中の患者に届けることが可能になってきたと考え、非常に期待している」と語った。

ここでの、

「死の谷を超え、ダーウィンの海を越える」

というのは、技術経営の分野でよくいわれる、「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」の言葉で、

魔の川とは、一つの研究開発プロジェクトが基礎的な研究(Research)から出発して、製品化を目指す開発(Development)段階へと進めるかどうかの関門のことである。この関門を乗り越えられずに、単に研究で終わって終結を迎えるプロジェクトも実際には多い。

 

 死の谷とは、開発段階へと進んだプロジェクトが、事業化段階へ進めるかどうかの関門である。この関門を乗り越えられずに終わるプロジェクトも多い。そこで死んでしまうことから、死の谷と呼ばれる。事業化するということは、それまでの開発段階と比べて資源投入の規模は一ケタ以上大きくなることが多い。たとえば、生産ラインの確保や流通チャネルの用意である。だから、死の谷は深いのが当然である。

 

 ダーウィンの海とは、事業化されて市場に出された製品やサービスが、他企業との競争や真の顧客の受容という荒波にもまれる関門を指す。ここで、事業化したプロジェクトの企業としての成否が具体的に決まる。ダーウィンが自然淘汰を進化の本質といったことを受けて、その淘汰が起きる市場をダーウィンの海と表現したのである。

 

引用:https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO3115414030052018000000

一般の重症心不全患者へ治療できるシステムの仕組み化ができて、初めて臨床の意義が大きと思います!!

こちらの橋下徹さんとの対談でも、実用化へのヒントが語られていると思います!!

出身高校は?

澤芳樹教授は、大阪府堺市にある「三国ヶ丘高校」のご出身です。
阪大三丘会」を発足して、後輩の育成にも取り組んでおられます!
詳しくはこちら
⇒阪大三丘会

 

澤芳樹教授の息子さんも紹介!

出典:https://rugby.michikusa.jp/taikenmen.html

澤芳樹教授には、息子さんがおられます。

澤宏樹」さんという名前で、澤芳樹教授と同じ、大阪大学のようですね!

医学部歯学部のラグビー部のようです。

高校は、甲陽学院高校出身で、テニス部に入っていたようですね!

テニス部といえば、澤芳樹教授も大阪大学時代はテニス三昧だったようですよ!

⇒詳しくはこちら!

 

まとめ

澤芳樹教授の経歴iPSの再生医療に挑戦し、実用化に向けてベンチャーを設立しながら、心臓病と戦う情熱をご紹介させて頂きました!

父と同じ環境に進んでいく息子さんや、澤芳樹教授自身の後輩育成の姿勢も素晴らしいと思いました!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!!